大手財閥CP(ジャルーン・ポーカパン)グループは、中国の食品事業を拡大する。中国投資を手掛ける傘下のチアタイ・グループを通じて、内陸部の四川省を中心に投資する。一方で、ベトナム投資は再検討する。
2日付ネーションによると、チアタイのダムロン副会長は1日、四川省と周辺で飼料生産、食肉加工などを強化すると明らかにした。3年内に食肉加工工場を1カ所、飼料工場を2カ所増設する計画だ。
5月に起きた四川大地震を受け工場など建物の耐震設計を見直す必要があるため、投資額の詳細は現在、検討中だが、食肉加工工場に3億4,000万バーツ、飼料工場2カ所に同額を投資する見込み。飼料は現在、7工場で生産。年産能力は148万トン。大地震では工場建物や従業員は無事だったが、鶏6万9,000羽が死亡した。
■ベトナムは再考
2日付バンコクポストによると、CPグループは、ベトナムの不動産開発、小売り事業を中心に12億米ドルを来年から投資する計画を、再考することにした。
ベトナム経済が動揺しているため、物価上昇と外国為替相場が安定するのを見極める。グループは南部ホーチミン市などで不動産開発やスーパーマーケット開設などを計画している。
一方、今年の投資計画は実行に移す。1億米ドルを飼料増産、エビ養殖場増設などに投じる。ベトナム事業の今年の売上高目標は昨年比25%増の260億バーツ。
同日付ネーションによると、グループは、ベトナムからのエビを中心とした海産物輸出量を昨年の2,000トンから今年は3,500トンに増やす計画だ。生産量に占める輸出量の比率は2%から4%に拡大する。来年の目標は5,000トン。
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