伊藤忠商事は7日、スズキと合弁でバイク専門の販売金融会社スズキ・リーシング・インターナショナル(タイランド)(SLT)を設立したと発表した。販売を支援し、スズキブランドのイメージ向上やシェア拡大を目指す。
南部14県を除く、国内のスズキ直営販売店での購入者がサービスの対象。バンコクから取り扱いを始め、その後北部などの都市に業務を拡大する。
伊藤忠商事グループが70%、残りをスズキが出資し、資本金6,000万バーツで4月に設立した。初年の人員は60人。事業の拡大に合わせて増員する。社長兼最高経営責任者(CEO)には伊藤忠商事の金子浩之氏が就任した。
販売金融分野での両社の合弁は東南アジアで2カ国目。インドネシアで2005年に販売金融会社PTスズキファイナンス・インドネシアを設立しており、同国での経験やノウハウを生かす。
伊藤忠商事東京本社・広報部は「インドネシアでの事業が好調で、スズキから評価されたとみている。タイ南部14県ではスズキが現地企業と販売金融会社を設立しており、すみ分けを図る必要があった。売り上げ目標は今後詰める」と述べた。今年1〜5月のスズキの国内バイク新車登録台数は昨年同期比19%減の2万9,612台。昨年は前年比46%減の8万720台。
南部14県では、スズキや現地ディーラー、サイアム商業銀行(SCB)系のノンバンクなどが2002年に設立したサイアム・バーンス・リーシング(2002)が、販売金融を行っている。
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